野尻湖トライアスロンに出場してきました。
前からトライアスロンを1度やってみたいと思っていましたが今回出場できました、そしてぎりぎりですが何とか制限時間で完走できました。
私なりにトライアスロンの魅力を見つけました、いつものことですが1度やってみたいが1度やると止められなくなるのが常ですが今回も同じです。
多分体の続く限りあまり無理をせずマイペースで楽しみたいと思います。
今回の出場は昨年100kmマラソンに出て帰って来て来年はトライアスロンを
やることにして私なりに9月ころより練習を始めました。
私は子供のころよりスポーツはまったくの苦手ですからたいした練習は出来ないのですが続ける事をテーマにやっています、ほかの人から見ると私の練習はそんなの練習のうちに入らないといわれると思います、でも私は練習を続けていると健康にも良いですし、気持ちも前向きになれます。
白樺湖は冬は寒くて雪が積もりますので長靴を履いて白樺湖の周囲を歩くだけです、大会でゴールした時私の頭の中に出てきたのは朝暗いうちに零下20度の雪の積もった中長靴を履いて歩いた練習です、時には今日は止めたいと思う日もありますが自分で決めたことだからと支度をして外に出ます、出てしまえば後ろ向きの気持ちはなくなります。
トライアスロンは出場するまでにいろいろと手続きがありますがそのひとつひとつを超えられる度にちょっとした喜びがあります。
大会に出場してあらゆることが初めてです、最初はスイムから始まります。
スタートラインの所でウォームアップのため、少し泳ぐのですがこれから泳ぐコースに対する不安感から少し泳いだだけですごく苦しくなりました。
すごく不安感のなかでスタートしましたが、スタートしてみると意外と楽に泳ぐことが出来ました。
バイクは白樺湖の周回で練習して来ましたので上り坂の練習が出来ていませんので苦労しました、今後の課題です。
バイクまで時間内に完走できたことはこの大会に出場した目的は達成されたので後は時間内でどこまで走れるかとにかく制限時間の来るまでと思い走りました、実際は歩きました。
コースの途中では帰りの選手が時間があるので完走できるからと「ガンバ」とほとんどの選手が励ましてくれます、私でも選手の仲間になれたことが無性にうれしかったです、エイドのスタッフ、沿道の応援に励まされゴールが近くなったときには自分で「アレ俺はゴールしちゃうよ」自分で信じられないような気持ちでした、ゴールしたときには頭の中に冬の練習のことが浮かび目の前の景色が涙で真っ白になりました。
神様はちゃんとゴールに感動という私だけの金メダルを用意しておいてくれました、私にとっては世界一価値のある金メダルです、そしてフィニシャータオルを首に巻き応援に来てくれた孫の愛菜と写真に納まったときの幸福感は最高でした。
その後9月には会いアンマンハワイに出場している人が練習に来ていただき私の宿に泊まっていただきました。
その中には7回も出場している人がいるそうです、その人たちにとっては私なんかトライアスロンをしているうちに入らないと思いますが、話をするとすごいじゃないですかと励ましてくれます、私がアイアンマンレースに出るのが夢ですと話すと出来るんじゃないですかと、真剣に励ましてくれます。
私の子供より若い年齢です、この人たちと話が出来たこで私もこのように人に接することが出来ればと思いました、何か人の道を諭された思いがします、こんなめぐり合いをもてたこともトライアスロンのおかげです。
どこまで出来るかわかりませんが私のこれからの人生に新しいジャンルが追加されたことは確かです。
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